企業側から見た副業

副業の話となると、どうしても労働者側の話になりがちですが、企業側目線も面白いことがわかりました。
私なんかは雇われる側なので全然知りませんでしたけど、企業側は副業に対してこんな思いがあるんだなと知ることが出来ました。
企業側サイドのメリットとデメリットは、労働者側とは全然違うものになっていました。
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企業側のメリットとデメリット
企業側のメリットとデメリットはこのようになっています。
企業側のメリット
企業側が副業によって得られるメリットは主に3つです。
まず一つは労働者のスキルアップ。
副業を通じて知識は経験が身につくので、社員がスキルアップすれば企業側もメリットに感じます。
それに副業をすることで本業への関心ややりがいもまたアップする機会になりますので、社員の向上心にも繋がります。
そして二つ目は優秀な人材の確保。
企業側が副業を受け入れることで、従業員の定着率がアップすることがわかりました。
そのお陰で優秀な人材の流出を防ぐことが出来ているようです。
そして最後に三つ目は事業機会の拡大に繋がるということです。
副業で得た情報であったり人脈が、事業の拡大に繋がっていることがわかりました。
他の企業とのコラボに繋がったり、事業の新規開発だったりと、今まででは思いつかなかったことも、これを機会に生まれているようです。
事業が拡大するということは、会社自体が大きくなっていることを示します。
それを逃す企業はないでしょうね。
企業側のデメリット
メリットがあるということはデメリットも少なからずあるということです。
企業側にとってのデメリットも主に3つのようです。
まず一つは職務専念義務に関するデメリット。
これはどういうことかというと、副業は大体終業後か休日に行う人がほとんどです。
そのため本来体を休ませるための時間を、副業に費やしてしまいます。
体や脳、精神までもが休息不足となり、本業に支障をきたすケースがあります。
生産性の低下を懸念して、副業を禁止にしたり、条件付きでOKにする会社があります。
そして二つ目は離職を促す可能性。
副業を認めたことで、本業よりも副業に魅力を感じて離職してしまう人もいます。
それが優秀な人材だった場合、会社としては大きな痛手に繋がります。
今の時代、昔よりも転職に関して寛容になったこともあり、すぐに転職を決める人も増えています。
これもまた企業としては大きなデメリットでしょう。
そして最後に三つ目は機密情報の流出のリスクです。
企業が副業を解禁するにあたって、最も不安に感じるのは機密情報の漏洩のようです。
機密情報は会社にとっての宝とも言えます。
それが漏洩するのは大事どころではありません。
「秘密保持義務」や「競業避止義務」を確保するためにも、副業を解禁出来ないという会社も少なくありません。
これに関しては社員と話し合い、確認し合う必要がありそうですね。
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